対象データ
2015年01月01日から2018月11月24日。
約20万レース。
各支部の在籍人数の分布
まずは、各支部の在籍選手数。
群馬支部 91人 埼玉支部 104人 東京支部 226人 静岡支部 89人 愛知支部 154人 三重支部 53人 福井支部 55人 滋賀支部 50人 大阪支部 127人 兵庫支部 72人 徳島支部 53人 香川支部 71人 岡山支部 105人 広島支部 87人 山口支部 89人 福岡支部 223人 佐賀支部 69人 長崎支部 67人
思ったよりもばらつきが大きかった。
一番多いのは東京、次に福岡。一番少ないのは、滋賀だった。
ここでは対象期間中に在籍していた選手数を数えた。
なので引退している場合も含むし、移籍したらそれぞれの支部でカウントされる。
(ざっくりとした目安程度に思ってもらえると嬉しい)
在籍する選手の階級の割合を見てみたい。
一番A1の割合が多いのは静岡、次に兵庫となった。
ホームの定義
ここではいつも練習している競艇場をホームと言うことにする。
ホームじゃないことをアウェイと言うことにする。
しかし番組表を見てもホームがどこかは分からない。
そこで、全国に18個ある支部からホームの競艇場を対応させる。
具体的には以下のように支部とホームを対応させることにする。
群馬支部・・・桐生1 埼玉支部・・・戸田2 東京支部・・・平和島4 静岡支部・・・浜名湖6 愛知支部・・・蒲郡7 三重支部・・・津9 福井支部・・・三国10 京滋支部・・・びわ湖11 大阪支部・・・住之江12 兵庫支部・・・尼崎13 徳島支部・・・鳴門14 香川支部・・・丸亀15 岡山支部・・・児島16 広島支部・・・宮島17 山口支部・・・下関19 福岡支部・・・福岡22 佐賀支部・・・唐津23 長崎支部・・・大村23
参考サイト:競艇で、東京支部や埼玉支部など、色々な支部を耳にしますが、全部でいく... - Yahoo!知恵袋
スタートタイミングへの影響
ホームかどうかでスタートタイミングにどのくらいの差があるのか見てみる。
平均値 | ホーム | アウェイ | 差 |
---|---|---|---|
0.167 | 0.174 | 0.007 |
わずかにホームだとスタートタイミングが早い傾向にある。
平均値では0.007秒差。実際のレースでこの差はどのくらい大きな差なのか。
次は階級別に見てみる。
平均値 | ホーム | アウェイ | 差 |
---|---|---|---|
A1 | 0.154 | 0.158 | 0.004 |
A2 | 0.164 | 0.170 | 0.006 |
B1 | 0.175 | 0.183 | 0.008 |
B2 | 0.181 | 0.190 | 0.009 |
スタートタイミングが0.001違うとどのくらい差がでるのかはわからないが、
階級が低くなるに連れてホームかアウェイかの差が大きくなる傾向にある。
B2とかB1のうちはいつも練習している場所のほうが良いスタートが切れるというのは直感と一致する。
次は号艇別に見てみる。
平均値 | ホーム | アウェイ | 差 |
---|---|---|---|
1号艇 | 0.159 | 0.164 | 0.005 |
2号艇 | 0.169 | 0.175 | 0.006 |
3号艇 | 0.165 | 0.170 | 0.005 |
4号艇 | 0.165 | 0.171 | 0.006 |
5号艇 | 0.169 | 0.177 | 0.008 |
6号艇 | 0.178 | 0.186 | 0.008 |
5号艇6号艇での差が大きい。
0.001の差が(
B1やB2の選手は5号艇6号艇に乗ることが多く、B1やB2の選手は差が大きいからなのかな。
着順への影響
ホームかどうかで着順にどのくらいの差があるのか見てみる。
一着率は
ホーム:18.70% アウェイ:16.27%
その差は2.43ポイント。
階級別に見てみる。
号艇別に見てみる。
どう見てもホームの選手のほうが着順が良い傾向にある。
ただこの結果はスタートタイミング0.001の差だけとは言えないと思う。
考察
ホーム選手のスタートタイミングはアウェイ選手に比べて平均0.007秒ほど早い。
また、ホーム選手の一着率はアウェイ選手に比べて2.43ポイント良い。
ただ選手の階級や艇の番号によってホームかどうかの影響度合いは変わる。
その他の要素によって影響度合いが変わる可能性もあるためさらに深掘りした解析が必要。
最後に
みずはのめではユーザーフォーラムにて解析依頼を受け付けております。
それでは、今後ともみずはのめをよろしくお願いいたします。