背景
競艇の番組編成は人が意図的に行っている。
年始はどういった傾向にあるか見てみる。
1月1日から1月5日を年始として解析する。
使用データ
2016年1月1日から3年間。
約16万レースが対象。
払戻金額
以下に払戻金額の分布を示す。
横軸が大きくてほとんど同じように見える。
数値で見てみると、
年始:平均値=6908.5円 , 中央値=2350円
それ以外:平均値=7403.5円 , 中央値=2740円
となっていて、おそらく検定するまでもなく明らかな差がある。
1着率
以下に各艇の1着率を示す。
1号艇、2号艇の1着率が年始に高くなっている。
1号艇の1着率は、
年始:52.0%
それ以外:51.6%
わずかな差。
考察
1号艇の1着率の差はあまり大きいとは思えなかった。
ということは、特別な番組編成はしていないか、した結果があの僅かな差なのか。
それ以上に払戻金額の差は大きく見える。
年始はゆっくりレースを予想することができ全体的な予想の精度が上がる(オッズが適正になる)のかもしれない。
その結果、払戻金額の平均値と中央値が低くなっているとかかもしれない。
最後に
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それでは、2018年はありがとうございました。
2019年もみずはのめをよろしくお願いいたします。